3月のある日…… 春告精リリーホワイトは、今年も春を告げようとふわふわと空を飛んでいました。 そこへ博麗の巫女、霊夢がすごい勢いで飛んできました。 目の前に現れた霊夢に対し、リリーは体いっぱいで春を伝えようとします。 しかし、霊夢は邪魔だと言わんばかりにリリーを撃ち落としてしまったのでした……。
目が覚めると、リリーは自分が湖の近くにいることに気がつきました。 春告げをしなければいけないことを思い出したリリーは、再び飛ぼうとしますが自分にその力が失われていることに気づきました。 うろたえた末、時間もないので歩いて春を伝えにいくこを決めました。
果たして、リリーは春告げを終えることができるのでしょうか……。